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緩和ケアアロマトリートメント~人に触れることは自分に触れること~

緩和ケアアロマの現場に臨むとき

今年初めての緩和ケアアロマトリートメントに参加しました。

このところ冬にしては、比較的暖かで過ごしやすい日が続いています。

そのせいか
院内にある花壇スペースにベッドを出してご家族様と
風景や外気を楽しんでおられる患者様もおられました。

 

*病院の花壇スペースは年中お花が絶えることがありません

緩和ケアアロマの現場に初めて足を踏み入れたのは
今から約7年前。

その頃からいつも心がけていることは
「その方の大切な人生の一部の時間を共にしていることを忘れない」
ということです。

 

お気遣いの心を感じる時

緩和ケアの現場でトリートメントに入らせていただくと
トリートメント準備の体制保持の時
ほとんどの方は
こちらを気遣って手足を出来る限り動かして下さろうとします。

 

現場に入って間もない頃は
そんなご様子に接するたびに
「申し訳ない気持ち」
になっていました。

 

でも今は
そんな風にこちらを気遣って下さる時
その方の命のエネルギーを感じることができ嬉しく
なったりします。

 

もちろん
「楽になさっていて下さいね」
とお声がけはするのですが
その方の動く手足を見ているだけで嬉しくなる
そんな気持ちです。

人の触れることは自分に触れること

よくご病気やご高齢の方に
「どう触れてよいのかわからない」
というお声を聞きます。

 

正直普段、元気に過ごしているわたし達が
治ることが難しいご病気やご高齢により
出来にくいことが増えていく方々の真の気持ち
を知ることは難しいかもしれません。

 

でも
・自分自身が体調不良の時
・気持ちが落ち込んでいる時
・痛みがあって体が動きにくい時

 

どんなふうに人からしてもらうと
心地よく感じるか?
安心できるか?
気持ちよく感じるか?
そんな想像は出来るのではないでしょうか?

わたしは
「人に触れることは自分に触れること」
だと思います。

 

世の中に存在する人すべては、唯一無二の存在。
たったひとりの大切な人の人生の一部の時間を
共に過ごせることに感謝しつつ
今後も
「自分だったらどう触れてほしいか」
という視点も忘れず続けていこうと思います。

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