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アロマ香水が介護予防に役立つ!~介護予防アロマ講座~

 

アロマ香水が介護予防になる!

3月の介護予防アロマ講座は
「アロマ香水」
でした。

 

精油をふんだんに使用したアロマ香水づくり

これが何故、介護予防につながるのでしょうか?

アロマの嗅覚経路が介護予防のポイント

アロマテラピーで使用する精油は
小さな香りの粒の集合体。

 

この小さな香りの粒(=芳香分子)が鼻から入ると
①嗅上皮の粘膜の嗅毛でキャッチされ
②刺激を受けた嗅神経が興奮し
③電気信号に変換され
④篩骨を貫き大脳辺縁系の一部の嗅球→嗅索を経て
⑤「扁桃体」(へんとうたい)
に約0.2秒以下で到達します。


扁桃体は、一般的に情動を司る脳の部分と言われており
快・不快、喜怒哀楽を司ります。

 

ただ、この「扁桃体」
生物が命をつなぐために
「不安を感じやすく作られている」
のです。

 

嗅覚は原始的な感覚器

現代社会は、大変な成熟社会を迎えており
鼻を使って食べ物の安全性を計ることは減っています。

 

でも動物たちは違います。
犬や猫は、初めてのものをみると
まずは必ず嗅いでみて
「安全か危険か」
を判断します。

 

つまり鼻という器官は、生物にとって
「安全か危険か」を判断する感覚器。
大変原始的な感覚器ということになります。

心地良い香りは記憶と認知機能パフォーマンスを向上する

嗅覚刺激は0.2秒以下で「扁桃体」に到達しますが
その後、隣に位置する「海馬」に刺激を与えます。

 

扁桃体から刺激を受け取った海馬の役割。
それは
①日中学習したことを整理する
②短期記憶から長期記憶へと情報をつなげる
③記憶の重要度により振り分ける
④空間認識や認知機能に関わる
となります。

ということは
「扁桃体」を心地よいアロマの香りで
ご機嫌に保つことにより

海馬の記憶や認知機能の低下予防にもつながる
ことになります。

 

アロマの香りはシニアの自律神経調整にも関与

同じ体を何十年も使い続けると
若くて元気だった頃とは違い
様々な調整能力が低下します。

 

「自律神経」もその1つ。
若い頃は
アクセルモードの交感神経とブレーキモードの副交感神経の切り替えも
スムーズですが、年齢を重ねるにつれ調整能力が低下傾向。

 

精油の芳香成分は扁桃体を経て
自律神経の指令室と呼ばれる
「視床下部」に到達。

 

自律神経バランスを整えたり
そのさらに下部にある
ホルモンの指令室である
「下垂体」にも影響を与えるため
自律神経やホルモンバランスの調整にもひと役買うことが出来ます。

 

心地良い香りを嗅いで「笑顔」になることが介護予防につながる!

単純に考えてみても
心地良い香りを嗅ぐと笑顔になる。

 

「自然な笑顔」は
リラックスしていないと、表れてきません。

 

好きな香りを嗅いでパッと笑顔が出る
ということは
「扁桃体」が落ち着いた安全モードになっていて
自律神経が安定しており
記憶もしやすい状態になっている

介護予防アロマ講座では
「参加者様の好きな香り」
を大切にしながら
*それぞれの精油のバランス
*季節に応じた香りのご提案
*目的別活用法
をお伝えします。

 

講座では、アロマ初心者様のご参加がほとんど。
だからこそ
伝える側にアロマの系統だった知識や
アロマテラピーの成分に対する知識があると
不必要に怖がったり
逆に
過度な楽観主義に陥ることなく
安全性の高いアロマテラピーを
介護予防に役立てていただくことが出来ます。

 

自分や大切な家族の健康は自ら守る「セルフメディテーション」の時代。
アロマテラピーも心身の健康のお役に立てますよ。

 

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