机の上の学びだけでなく身近に植物を感じてみる
ホーウッドの蒸留会を開催しました。
ホーウッドは、日本名を「芳樟(ほうしょう)」と言い
クスノキ科の植物です。
今回蒸留に使用したのは
このホーウッドの枝葉。
実は、5月に訪れた山梨県の
ナード農場研修の際に
スタッフさんより分けていただいてました。
5月の農場研修の様子はこちら
この日まで大切に保管していたホーウッド。
今回は
ナードアドバイザーコースでも学ぶ
「ホーウッドの蒸留」
ということもあり
アドバイザーコースを修了された方々と
アロマテラピーに興味がおありの方が
集まる会となりました。
まずは、皆さんでホーウッドの枝葉を
蒸留機に投入。
蒸留器の準備が完了するといよいよ蒸留がスタートします。蒸留器が温まって蒸留がスタートするまでの間に
ホーウッドの枝葉をオイルに漬け込んだ
「浸出油=インフューズドオイル」
を香っていただいたり
ホーウッド(芳樟)についてのプチ勉強会。
蒸留が本格的に始まると、お部屋の中がホーウッドの香りで満たされます。
抽出された、ホーウッドのハーブウォーターと精油。
上の方に、油膜のように浮いているのが精油になります。
ホーウッドは精油の抽出率が高いため
水蒸気蒸留法の理解が進みやすいです。
スポイトで精油部分を採油し、皆様にお分けました。
そして、浸出油と抽出したハーブウォーターを使用して
夏の紫外線で疲れがちなお肌を癒す
リニメント剤を作成。
ハーブウォーターや精油を抽出する工程も楽しいけれど
自分の好みの香りを使って作るアロマクラフト作成の時間って
笑顔が一段と大きくなります。
皆様の出来上がったリニメント剤がこちら。
リニメントとは
皮膚に刷り込んで使用する液状または泥状の液体のこと。
今年の夏はひときわ長そうなので
清涼感のあるテクスチャーも大切。
見た目も涼やかなリニメント剤が完成しました。
普段、街に住まうわたしたちは常にナマの植物に触れて体験することは
正直ハードルが高いと思います。
だからこそ、精油の小瓶が日常では役立つし
それぞれの精油の個性を知って
使えるようになれば
癒しのためのアロマだけでなく
植物療法として
日々の未病対策やプチ不調にも
アロマテラピー活用はどんどん広がります
でも、時にはこうして
実際の植物に触れて
「植物の偉大さ」
「自然の力の素晴らしさ」
を体感する機会も大切。
この地球上には人間だけでなく
様々な動植物が共存し
それぞれが互いの存在から
恩恵を受け合いながら共存している。
また折に触れ
このような機会をもち
生徒様と一緒に植物のめぐみに
感謝する時間を過ごしたいと思います。
【心香・スクール部門】
《講座スタート予定》
「ナードアロマアドバイザーコース」
*7月8日(火)よりスタート!
★現在、合流可能!
「福祉アロマケアリスト養成講座」
*7月19日(土)よりスタート!
★現在、合流可能!
「福祉アロマ入門・タッチケア講座」
*7月9日(水) 満席
*7月11日(金)、7月31日(木) 現在、合流可能!
★無料体験説明会は、ご希望に応じ日程調整受付中!
ご希望の方は、お問合せ下さい。
詳細は、無料体験会をご覧ください。