保育士さんのタッチケア講座の受講
福祉アロマ入門「タッチケア講座」は
ご高齢者様だけでなく、障がいをお持ちの方、子育て期の保育
にもお役立ていただける内容になっています。

今回のタッチケア受講生様は
障がい児デイサービスに従事されている方。
子ども達との時間の中で
落ち着きのないお子様に様々な工夫をしているけれど
タッチケアを取り入れることで
より子ども達にとって心穏やかに落ち着いて過ごす時間を増やすことができないか
と受講下さいました。
デイサービスといった
集団の中でお子様たちをお預かりするお仕事。
障がいの種類も多岐に渡る中で
落ち着きなく過ごすごとは
何よりお子様ご本人にとって、大変疲労すること。

タッチケアの基本を抑えながらも
ご高齢者様とは違った工夫も必要となる
お子様たちへのタッチケアの場面をリアルに想像しながら
一緒に考えていきました。
高齢者・障がい児、対象は変わってもケアの根本は同じ
ケアの対象者がご高齢の方の場合の留意点
障がい児の場合の留意点
異なることは沢山あるけれど
根本に流れる考え方は同じです。
〇〇君(ちゃん)をケアすることを想像し
・実際に触れるケアをするまでの準備
・ケアへの声かけのタイミングのはかり方
・ケアへの誘い方
・伝わりやすく興味を持ってケアを受けたくなるような仕かけ
・施術者自身も楽しみながら共にタッチの時間を楽しむ工夫 など
リアルに想像しながらシミュレーションしてみることで
「これはいい感じ!」
と手ごたえが得られたり
逆に「ここは課題だな」と
修正部分が浮き彫りになってきたりします。
例えば
Aちゃんは聴覚過敏があるから
聴覚よりも嗅覚刺激からケアに入った方がいいかな
*嗅覚刺激に活用できるアロマルームコロンを作成
Bちゃんは、他者が同席していると気になって集中できないから
気が散らないよう別室で、あまり沢山の物品は置かないで
集中できる環境を作った方がいいかな
Cちゃんには、本当に素手でのタッチングが良いのかな?
素手の他にCちゃんが心地よく感じることが出来る感触のものってないかしら?

様々な感触の手袋で試してます
などなど。
ひとりひとりの特性を理解しておられる保育士さんの視点で
ケア導入への道筋を考えていただきました。
こういったことは
対象者がご高齢者様であってもお子様であっても同じ。
ひとりのケア対象者をリアルに想像してみることで
見えてくるものがあります。
普段ご高齢者様とのかかわりがほとんんどで
障がい児さんとのケア経験が少なめのわたしが
放課後児童デイサービスでの現状などのお話も
聞かせていただき
逆に学ばせていただいたことも沢山あったタッチケア講座でした。
本日の講座内容が今後の業務の中でお役に立てましたら幸いです。
ありがとうございました。
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