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作用が穏やかなアロマ界の影の実力者!!~ハーブウォーター介護アロマ活用~

アロマテラピーで使うものといえば、精油。

可愛い小さな小瓶に入っているのは、凝縮した天然植物の香り。

これらの精油たちは、必ず希釈(うすめて)使用します。

何故なら、この小瓶の中にはとっても濃い植物の香りが入っているから。

原液のまま塗布することは、皮膚刺激や経皮吸収された場合の身体の影響を考えると危険だからです。

ナード・アロマアドバイザー講座

 

手軽に使え禁忌もほとんどなく、そのまま使えるハーブウォーター活用

でも、アロマテラピーで使用するのは、精油だけではありません。

  • オイルやジェル、クリームに希釈するのは面倒くさい
  • 希釈濃度の計算がややこしい
  • オイルやジェル、クリームのようなものを塗るのはベタベタして暑い季節は気がすすまない
  • 精油には種類よって、禁忌や注意事項があるから使いにくい

そんな時は、ハーブウォーターの出番です。

 

 

ハーブウォーターは、精油を抽出する際に多く採れる副産物。

*精油は油に溶けやすい性質のもの

*ハーブウォーターは水に溶けやすい成分のもの

が抽出されているといった違いがありますが、多量に採れるがゆえに作用が穏やかで

「小さなお子様からご高齢の方まで」

安心して使っていただきやすいアロマ基材なのです。

 

 

「ペパーミント」を例に考えてみよう!

例えば、ペパーミント。

こちらは、精油だと

(禁忌事項)

  • 三歳未満の乳幼児には使用しない
  • 妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない
  • 広範囲に使用しない

 

(注意事項)

  • 三歳以上の幼児には、長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意をして使用する
  • 高血圧の人には長期的・継続的・広範囲に多量の使用は避け、注意をして使用する

といった、禁忌や注意事項が沢山あります。

ところが、ペパーミントハーブウォーターに関しては

(禁忌事項・注意事項)

  • 敏感肌の方は、お肌への刺激が強いと感じることがある
  • 三歳以下の子どもへの使用は、避けた方がよいといった意見もある

精油に比べると何とも柔らかな注意事項!(笑)

 

 

先ほども記したように、ハーブウォーターは抽出量が多い故に作用が穏やか。

ほとんどが水分で微量の香り成分が含まれている基材だから、希釈することなくそのままスキンケアにも使用できるのです。

 

 

ハーブウォーター購入の基準や注意事項は?

精油よりも、気軽で使いやすいハーブウォーター。

購入する際の目安は下記の通り。

  • 化粧品(化粧水)であること
  • 植物学名が明らかであること
  • 水蒸気蒸留法で採ったものであること
  • 全成分表示にパラベンなどの防腐剤が含まれていないこと
  • pH、残留農薬、鉛、ヒ素、カドミウム、重金属、一般細菌数、大腸菌群についてロットごとに国内で分析・検査され、結果に問題がないことが確認されており、その結果を公開しているもの

免疫力の低下が見られる高齢者や要介護者に使用する際には、安全基準がキチンと定められていること。

上記の基準について明記されている「成分分析表」が添付されているハーブウォーターのご購入をお勧めしております。

これらの基準を満たしているのは、健草医学舎のハーブウォーターです。

防腐剤などが一切含まれていないので、開栓後は3か月以内を目安に使い切り、夏場は「冷蔵庫保管」が良いでしょう。

また、禁忌や注意事項が少ないとはいえ、全くないわけではありません。

ご購入の際には、個々のハーブウォーターの禁忌や注意事項について、ご確認の上購入なさって下さいね。

 

 

夏のおすすめハーブウォーター3選!

ナードアロマアドバイザー講座では、6つのハーブウォーターについて学びます。

  • カモマイル・ジャーマンウォーター
  • ティートゥリーウォーター
  • ペパーミントウォーター
  • ラベンダーウォーター
  • レモングラスウォーター
  • ローズウォーター

中でも、夏におススメのウォーターを3つご紹介。

 

①ティートゥリーウォーター

暑い時期の「あせも対策」にぴったり。

こまめに汗を拭きたくても、なかなかお洋服の中に手を入れて拭くことが難しく、あせもができやすい!

あせも予防ケアに、ピッタリのティートゥリーウオーター。

ズボンのベルトの当たる部分や、胸元など汗が溜まりやすい部分のケアにお使いいただいてます。

 

さらには、ニキビケアにも。

生徒さんから

「思春期のお子さんのニキビができにくくなった」

などのご報告もあり、禁忌や注意事項もなく、夏に出現しやすいトラブル予防に使いやすいウォーターです。

 

 

②レモングラスウォーター

ナードアロマテラピー講座で使用するのは、健草医学舎のハーブウォーター。

このレモングラスウォーターは、数ある健草医学舎のハーブウォーターの中でも、最も香りがマイルド。

ところが侮ることなかれ!

抗菌・抗ウィルス・抗真菌作用が期待できるとの記載通り

「股ずれの赤みが和らぎました!」

「汗をかくせいか、肘の内側に痒みがあったのですが、ほとんど感じなくなりました」

などなどのお声をいただいている素晴らしさ!

但し注意事項として

敏感肌の方は、お肌に刺激を感じること場合があります

との記載がありますので、使用前にはパッチテストをしてみて下さい。

 

 

③ラベンダーウォーター

夏と言えば、日焼け!

ついうっかり、紫外線ケアを忘れてしまってお肌が火照っている!

なんていう時には、ラベンダーウォーターの出番です。

肌のタイプを問わずに使用でき、スキンケアだけでなく日焼け後、虫刺され、痒み軽減などお肌の鎮静に働きかけてくれそう。

わが家でも、海大好きの家族の日焼け後ケアに、毎年大活躍のウォーターです。

そして、おむつかぶれケアにも良いご報告をいただいているのが、こちらのウォーター。

禁忌や注意事項もなく、幅広い活用が出来るため、ご家庭に1本常備しておくと、重宝しそうですね。

 

 

ハーブウォーターはブレンドもOK!

ナードアロマアドバイザー講座で学ぶハーブウォーターレッスン。

生徒さんには、ウォーターを目的に応じてブレンドし

「あなただけのオリジナルハーブウォーター」

を作成していただきます。

夏のハーブウォーターブレンドで人気なのは

「ペパーミント&レモングラス」

ニキビケアや、マスクスプレー、かぶれや汗も対策などに活用下さっています。

精油だけがアロマの基材ではありません。

さっぱりした使い心地と想像以上の症状緩和に、生徒さんたちからの人気も高いアロマ基材です。

 

高齢者ケアにハーブウォーターを使えば、感染症予防にも!

作用が穏やかなハーブウォーターを上手に活用出来れば

  • おむつを使用されている要介護の方
  • 年齢と共に皮脂分泌が低下し、敏感肌状態になっている方
  • 痒みが出やすい高齢者のスキンケア

といった方々のトラブル回避にも使用できます。

 

例えば

  • スキンケアに
  • 消臭効果を期待したアロマスプレーの基材として
  • 洗顔がしにくい時のお顔の拭き取りとして
  • 手浴や足浴の際に
  • おむつかぶれや汗もの予防として

入門・福祉アロマタッチケア講座

「真っ赤になってただれたお肌のケアに使う」

などというのは、NG。

 

日頃からスキンケアに使用していただくことで、お肌を健康に保つことに役立てていただくというものです。
*トラブルを起こしているお肌は、医療機関を受診しましょう

介護が必要になっても、スキンケアを心がけることは免疫力が低下しやすい高齢者の

「お肌からの感染症予防」

にもつながります。

 

 

高齢になっても、すべすべした健康なお肌で過ごすことは、自己肯定感のアップやQOL(生活の質)の維持向上にもなりますよ。

 

*只今、9月スタート生(水)(金)コース募集中!

ナードアロマアドバイザー講座についての詳細は、こちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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