2024年1月6日発売、雑誌セラピストに福祉アロマtataオリジナルオイルの誕生秘話が掲載されています。
今年は、元旦から能登半島地震や飛行機の衝突炎上事故など衝撃的な災害や事故に見舞われました。
被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
そして、改めて日常の小さな幸せや自身や周囲の人の健康の大切さを実感し感謝の想いを忘れず日々を過ごしたいと思います。
今年も心香では引き続き
- 高齢者様
- 障がい者様
- アクティブシニア
の方々を対象とした「福祉アロマ講座」を開講しております。
年頭に際し改めまして
わたし自身の「福祉アロマtataへの想い」を以下にご紹介します。
福祉アロマtataとの出会い
とある協会でアロマセラピストの資格を取得し
施設訪問でアロマケアをスタートしたのは2014年。
今でこそ、高齢者様対象にアロマトリートメントや美容を提供している方が急増していますが、当時は本当にごくわずか。
ノウハウは勿論、自分が提供しているケアが適切なのかわからないまま毎回試行錯誤する日々。
ケアの回数を重ねるにつれ、感謝されることも多く手応えも感じてはいましたし
様々な介護アロマに関する勉強会や講座を受講もしました。
けれど、どれもしっくりくるものがなく。
経験を積み重ねる中で一番感じていた不安が
/
自分が提供しているケアが独りよがりになっていないだろうか?
\
ということでした。
そんな時、ある講演会でお会いしたのが
以前にメディアでちらりと拝見したことがあった中田代表。
中田代表の高齢者アロマへの想いをお聞きし
高齢者様へのアロマケアを自信を持って提供するために
「この方の元で福祉アロマを学びたい!」
と、福祉アロマtataの学びをスタートしました。
福祉アロマtataでの学びは、大きな収穫となりました。
訪問アロマケアに対する自信を深め、多い時には1か月に10件ほどの施設を訪問するように。
コロナ禍がきっかけとなり
現在は、今まで培ったノウハウを「福祉アロマスクール」という形で
受講生様に還元することに軸足を移し、訪問アロマケアは数を絞って伺っています。
でも、それだけではありませんでした。
わたしは、家族介護者として福祉アロマから更に大きな恩恵と学びを受けることになります。
それは、中田代表が福祉アロマtataをスタートするきっかけとなったのが
「認知症のお母様のケアのため」
であったこと。
当時、姑の介護まっただ中であったわたしには
「姑に触れるなんて・・・」
と思っていましたが、それでも
「いつか姑にアロマケアを出来る日が来るかも」
と期待する気持ちもありました。
姑へのアロマケアのきっかけ
元気だった頃の姑とわたしの関係性は、特に良くもなく悪くもなく。(笑)
ごくごく普通の嫁姑関係だったと思います。
年齢を重ねていく中で、徐々に忍び寄ってくる認知機能の低下やゆがみ。
当時は気付いていませんでしたが
後から思えば理不尽に強く当たられたり、被害者意識が高かったり感情的だったり。
その頃からすでに認知機能に問題が生じていたのかもしれません。
姑は大正生まれのしっかり者。
明らかな認知機能低下が見られ
妄想や極端な物忘れが現れるようになっても
典型的なまだら認知症なので、とてもしっかりしている時もあり、やりづらい時期もありました。
そんな頃に出会った福祉アロマtata。
姑に触れるなんて・・・
というわたしの気持ちは、かなり長く続きました。
ところが、転機は突然にやって来ました。
認知機能は徐々に低下していき、更衣の介助が必要な状態に。
毎朝、更衣介助をするわたしに
「背中が痒くて」
と訴える姑。
ならば、と植物油にブレンドした精油が
- カモマイル・ローマン
- ラベンダー・アングスティフォリア
でした。
今まで階段や車の乗り降りの際に介助しようとすると
さりげなく私の手を振りほどいていた姑でしたが
「背中にトリートメントオイルを塗布する」
という行為は、すんなりと受け入れてくれたのです。
「これ、なんかスーッとして気持ちいいわ」
これが、わたしと姑の触れるケアの始まりでした。
次回へ続く・・・。
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