人のQOL(生活の質)は、満たされないと向上しない!
私事ですが、7月に入ったばかりの週末に息子の結婚式がありました。
- お嫁さんが可愛い
- 息子の幸せそうな表情が嬉しい
- 沢山の温かな祝福を受け感激
など、沢山の「嬉しい」がありました。
中でも、最も嬉しかったこと。
それは、息子が中座の時に祖母と妹を伴って退場する
というサプライズプレゼント!
祖母である、わたしの母にとって息子は初孫。
ずっとずっと楽しみにしていた結婚式に出席でき、さらにこうして孫たちと手をつないで歩く。
最近、わたしには晴れやかな笑顔を見せてくれることが少なくなっていた母の極上の笑顔。
すっかり食も細くなっていたのに、この日は食欲も増し、宴での食事もしっかりいただく事ができました。
凄まじきかな孫パワー!!!
「満たされることは、生きる意欲につながる」
といつも、福祉アロマ講座でお伝えしていますが、目の当たりに。
息子夫婦のプレゼントに大感謝!!
母の主介護者は、わたし。
介護保険サービスも活用し抱え込まないよう意識はしていますが
「高齢者サポートは1人でしない方が良い」
というのは、それぞれの人に違った役割があるから。
本人との関係性も1人ずつ違っていれば、担う役割も変わってくる。
ひとりの人のサポートに、色々な人が違う立ち位置から
「ご本人に心地よく触れること」
が「生きる意欲の向上」ひいては「QOLの向上」につながる。
そういうサポートがご本人にとっても、支える人たちにとっても幸せなことなんだ、と実感した1日でした。
主介護者の役割は「意欲を引き出す仕掛けづくり」
*食が細くなり、心配していた母が予想を大きく上回る食欲を見せたこと。
*心からの笑顔で、とってもハッピーな時間を過ごせたこと
これらは、どうしたってわたし1人の力では成し得ません。
主介護者であるわたしの出来る事のひとつ。
それは「母に様々な人が心地よく関わる仕掛けを作ること」。
心地良く満たされれば、笑顔が増え意欲がわいてくる。
関わってくれる人に感謝しながら、母と家族の笑顔を積み重ねる毎日を心がけていきます。
福祉アロマケアの「触れる」は、単にハンドケアやフットケアをするわけではありません。
直接的な触れる以前の、クライアント様が心地よく感じたり「この人にケアをしてもらいたい!」と思っていただけるような準備や心構えもお伝えしています。
詳細は「福祉アロマ講座」をご覧ください。
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