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くちなしの花の香りを精油でも楽しみたい♬

「梔子(クチナシ)って?

わが家のくちなしの花が開花中!

くちなしは

  • 学名:Gardenia jasminoides
  • 科名:アカネ科
  • 原産地:日本、中国、台湾、インドシナ
  • 採油法:溶剤抽出法
  • 抽出部位:花弁

日本の三大高木

  1. 沈丁花(ジンチョウゲ)
  2. 梔子(クチナシ)
  3. 金木犀(キンモクセイ)

と言われていますが、これに早春の蠟梅(ロウバイ)を加え

「四大香木」とも言われています。

香りは、甘くて濃厚なフローラル調の中にわずかなグリーンノート、といったところでしょうか。

 

果実が熟しても割けたり、はじけたりしないことから

「割れる口がない」→「口無し」

と呼ばれるようになった

 

または

くちなしの実を食べていた蛇が「くちなわ」と呼ばれていたから

 

はたまた

花のガクが鳥のくちばしに似ていて、果実は梨に似ているから

「くち」と「なし」で「くちなし」

と諸説あるそうです。

*ガクの部分、鳥のくちばしに見えなくはないですね。(笑)

 

 

花言葉は「とても幸せ」「喜びを運ぶ」

個人的には、梅雨で気分も体調も安定しにくい時期に

真っ白な花を咲かせ、豊潤な香りを届けてくれる

「幸せを運んでくれる花」だと思います。

「クチナシの実」は暮らしの中でも使われている

梅雨の季節に花盛りのくちなし。

わたしたちの暮らしに馴染んでいるのはお花よりも実かもしれません。

くちなしの実には「クロセチン」という黄色いカルテノイドが含まれており

この色を利用して

おせち料理の「栗きんとん」やお漬物の「たくあん」の色付けに使われています。

ニンジンのβ-カロテンやトマトのリコピンも、このカルテノイドに当たりますが

クロセチンは分子量が小さいため、体内で吸収されやすいという点で優れています。

カロテノイドは抗酸化作用にすぐれ、体をサビ(老化)るのを防いでくれます。

くちなしってただ美しいだけでなく、健康や美容にも役立ってくれるんですね。

 

くちなしの精油ってありますか?

くちなしの精油は

「ガーデニア」という名で一部の精油ブランドから販売されています。

 

ただ、よく調べてみると

花弁からアブソリュート(溶剤抽出)で、となっていますが

実際には、抽出が難しくメーカーさんによっては

「くちなしの精油は抽出できない」と言われるところもあるようです。

 

 

販売されているメーカーさんでも

くちなしの香料(100%天然由来)に他の花精油の香りをブレンドして作っており

その旨表記し、販売されているメーカーさんもあるようです。

*金木犀や桜の精油も、くちなしと同様のようです。

*販売されているメーカーさんのすべてが、この限りではありません。

 

 

アロマの花精油の代表的なものには

  • ローズ
  • ジャスミン
  • ネロリ
  • カモマイル・ローマン
  • カモマイル・ジャーマン
  • イランイラン

等がありますが、いずれも高価な精油たち。

花精油の抽出ってやはり、難しいのですね。

 

 

香水などでは、よく使用されている「ガーデニア」。

高齢者様ケアで取り入れる場合は

精油の効果効能に注目するというより

「季節の香りを楽しむ」

という形で取り入れると良いですね。

 

 

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