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アロマハンドケアの5つの効果~介護・福祉アロマセラピストになりたい!~

コロナ禍も長くなり、日常を過ごしてはいるものの、人の接触には敏感になっている世の中。

介護中のご家族の方の中には、思うように面会できない方もおられることと思います。

介護職に従事する方の中には、以前以上に感染予防に関する業務に追われ、ご利用者様とのふれあいの時間が減っている、と感じる方もおられることでしょう。

 

今すぐに触れ合うことは難しいけれど「今この時に学んで、可能な時期になればすぐにケア出来るようになりたい!」

そんなあなたのために、今回は

体の部位の中でも、いつでもどこでも、すぐにケアを受けやすい

 

アロマハンドケア

5つの効果について、記していきます。

 

①皮膚の細胞再生・保湿

かさつきがちな高齢者のお肌。

皮膚は、免疫を司る「人体最大の臓器」です。

アロマハンドケアは「美容のため」だけでなく「健康維持」のためにも役立ちます。

 

免疫器官のひとつである皮膚。

アロマハンドケアでお肌を活性化させることは、皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)を促します。

ケアで使用するオイルは、皮膚の皮脂とよく似た成分で構成されており、保湿に役立ちます。

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皮膚の健康を保つことは、外部からの細菌・ウィルスから体の内部を守るバリア機能を正常に働かせ、健康維持につながります。

 

②循環器機能への働きかけ

年齢と共に、身体の機能的な働きは低下しがち。

アロマハンドケアで行う「手」は心臓に近い部分のケアのため、循環器の働きを穏やかに活性化させることにつながります。

手の毛細血管や毛細リンパ管を刺激し、血液やリンパの流れを促します。

結果、冷え・むくみ・代謝のアップが期待できます。

 

③リラックス効果

「アロマハンドケア」といっても、どんな方法でやっても効果が期待できるというわけではありません。

場合によっては、交感神経を刺激することもあります。

「ゆっくり 優しく 密着した」手技の福祉アロマケアは、自律神経のリラックスモードの時に活性化する「副交感神経」を刺激し、自律神経の調整機能の働きかけます。

 

心地良さを感じた時に活性化する

  • 安心感や愛情を感じるホルモン:オキシトシン
  • 幸福感を感じるホルモン:セロトニン

の分泌が刺激され、情緒が安定に役立ちます。

 

④筋肉・関節への働きかけ

循環器系を穏やかに活性化させることにより、血行やリンパの流れが促されると、筋肉の緊張が緩みます。

筋肉がフワフワ柔らかい状態になると、関節も緩まり動きがスムーズに。

定期的にケアを受けることで

  • 手指が動かしやすくなった
  • 物がつかみやすくなった
  • 肘が動かしやすい

などのお声をいただいています。

⑤脳を癒す

ひとつ目は、肌に触れる観点から。

お肌の表層である表皮は、生物発生学的に脳と発生の根源が同部位からであることから

「皮脳同根(ひのうどうこん)」とか

「露出した脳」

とも呼ばれています。

 

下のペンフィールドマップを見て下さい。

向かって右の「感覚野」と呼ばれるエリアは「体からの触覚刺激を受け取る部分」となっています。

一方左の「運動野」は「体を動かすための脳からの運動指令を出す部分」となっています。

 

この図を見ると、脳の感覚野の「手」は全体の3分の1程度を占めており

「手に適度な刺激を与えること」が「脳の活性化につながる」

というのが、一目瞭然!

 

余談ですが、脳の運動野の「手」も同じく全体の3分の1程度を占めています。

ご高齢の方に「手をしっかりと動かしていただくこと」が脳の機能低下防止につながることも納得ですね。

 

 

ふたつ目は、アロマの香りの脳への働きかけについて。

アロマの香りは0.2秒以下で脳の本能を司る

「大脳辺縁系の扁桃体(扁桃核)」に届きます。

扁桃体は、よく「快・不快」を感知する部位、と言います。

太古の時代、人間が生物として安全を確保しながら生きていくためには「嗅覚は生命維持のための重要な感覚器」でした。

何故なら、素早く扁桃体に届くにおい刺激は「快=安全」「不快=危険」を察知するための物だったからです。

危険と察知したなら、戦うか逃げるかしなくてはいけない。

 

だから「扁桃体を心地よく刺激することは脳を癒すこと」につながる。

脳が不安だらけだと、落着かない。

  • 心身の機能が衰え、出来ないことが増え喪失感を感じやすい
  • 親しい人との別れに接し、生きていることに虚しさを感じる
  • 世の中に貢献出来ているという感覚を持ちにくく、自己肯定感が下がりやすい

こんな老年期の方々には、香りがあることで、ケアの質は更に高まるのです。

 

更に、扁桃体の隣には記憶を司る「海馬」が。

扁桃体を心地よく刺激することで、海馬が活性化し記憶に働きかけます。

アロマの香りを上手に活用することで、回想法にもつなげることが可能です。

 

 

以上5点が、介護や福祉の現場でのアロマハンドケアの5つの効果。

高齢期の方のケアには、健康な成人の方へのケアとは違った注意点やポイントが沢山あります。

しっかりとした知識と技術を身に付け、自信をもってケア出来る福祉アロマセラピストになりましょう。

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