- 高齢者ケアにアロマを使いたい!
- 介護現場にアロマを取り入れたい!
とスタートしたけれど
「結局はいつも使うのは無難なラベンダーばかり」。
というのは、介護現場でのアロマ活用でよく聞くお声です。
禁忌も注意事項もないラベンダー精油。
確かに使いやすいけれど、他に使える精油はないのかしら?
例えば、梅雨にぴったりな
「抗菌作用が期待できる精油」
ナードアロマアドバイザー講座には
「抗菌アロマ講座」の項目があります。
高い抗菌作用が期待できる精油の特徴
ナードアロマ講座で学ぶ40種類の精油の中の「抗菌アロマトリオ」といえば
- オレガノ
- クローブ
- シナモンカッシア
高い抗菌・抗ウィルス・抗真菌作用が期待できるこれらは、梅雨の時期の重宝する精油たちです。
ただ、これらは皮膚刺激に注意が必要な精油でもあります。
アロマを心身の機能低下や免疫力低下がみられる高齢者様に活用する時
これらの精油を単に
「皮膚刺激があるから注意!」
と覚えるのではなく精油の成分から
「科学的に読み解く目」
があると、目的に応じた活用法が自然にできるようになります。
皮膚刺激があるものは、介護アロマでは使えない!?
先に記した3つの精油のうち
オレガノ、クローブはフェノール類と呼ばれるの芳香成分類を含み
期待できる作用は
- 抗寄生虫作用
- 抗菌作用
- 抗ウィルス作用
- 抗真菌作用
- 強壮作用
- 刺激作用
- 免疫刺激作用
- 加温作用
また、シナモンカッシアは芳香族アルデヒド類と呼ばれる芳香成分類を含みます。
期待できる作用は
- 抗菌作用
- 抗ウィルス作用
- 抗真菌作用
- 抗寄生虫作用
- 免疫刺激作用
- 神経強壮作用
- 発酵抑制作用
梅雨時のカビの増殖や、イヤなにおいの発生を防いでくれそうです。
ただし、いずれも芳香族に属する芳香成分類なので、皮膚刺激には注意が必要。
クローブのフェノール類に含まれるオイゲノールには子宮収縮作用があるので、妊婦さんには使用不可となります。
さらに、シナモンカッシアの芳香族アルデヒド類に含まれるケイ皮アルデヒドには皮膚を荒らす危険、及び子宮への影響を考慮し、乳幼児・妊婦・授乳中の産婦には使用を不可としています。
精油の特性を生かした活用法を考える
と思ってしまいがち。
でも、介護の現場では、排泄物や汗、加齢臭など気になるにおい問題は多くあります。
湿度が高くなる梅雨から夏にかけては、どうしてもにおいが気になりがち。
それだけでなく、まだまだ感染症予防が気になるこの時期。
「手洗い石けん」や「においを抑えるデオドラントスプレー」などにこれらの精油の効果を期待した使い方が出来そうですね。
ラベンダーやオレンジのように、誰もが知っている精油でないからこそ、工夫次第でとっても良い働きをしてくれそうな「抗菌アロマトリオ」。
ブレンドに上手に取り入れられるようになるには、やはり1つ1つの精油のこと面倒臭がらずに知ること。
これが、アロマ活用のキーポイントになります。
特に高齢者の現場でのアロマ活用は、何となくいい香り~!
だけでなく、根拠のあるアロマ活用で安全性高く安心できる活用が出来ることがセラピストとしての信頼感にもつながりますよ。
- 40種類の精油
- 6種類のハーブウォーター
- 6種類の植物油
と、アロマテラピーを安全かつ効果的に活用出来るようになるための、知識と実習を12回のレッスンを通じ学んでいきます。
《最新無料体験会の日程》
- 7月8日(金) 10時 14時
- 8月20日(土) 10時 14時
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